ひと目でわかる情報
🚇 モナスティラキ
ヴィクトリア駅から1号線で2駅。散策はそこから始まります。
🚶 2.5km
休憩込みで約3時間、アクロポリ駅まで。
🕗 早朝
10時前なら路地は空いていて涼しいです。
👟 階段
石畳と坂道です。滑りにくい靴でどうぞ。
プラカのあらまし
プラカはアクロポリスの北側と東側の斜面の下に広がり、3000年のあいだ途切れることなく人が住んできました。いま目にするのは主に19世紀の街で、オスマン時代のアテネの路地の上に新古典主義の家が建てられています。そのあいだから古代の遺跡やビザンチン教会が、まるで誰にも気づかれていないかのように顔を出します。
二つに分けて考えるとわかりやすいです。下のプラカはアドリアヌ通りとキダシネオン通りのあたりで、お店が多くにぎやかです。上のプラカはローマン・アゴラから上、階段で上っていく住宅地で、静かで、アナフィオティカで終わります。
写真:Tilemahos Efthimiadis (CC BY-SA 2.0)、Laurens R. Krol (CC BY 4.0)、George E. Koronaios (CC BY-SA 4.0)、northernsky7007 (CC BY-SA 3.0) · Wikimedia Commons
二つのプラカ
アドリアヌ通りは下のプラカのメインストリートです。サンダル、魔よけの目玉、マグネット、アクセサリーと、何でもそろいます。活気があって便利ですが、値段は観光客向けです。96番地ではベニゼロス邸の前で足を止めてください。オスマン時代に建てられた、アテネに残るいちばん古い家です。聖フィロテイが暮らした家で、いまは見学できます。
でも、もう少し上ってみてください。ムニシクレウス通りの階段から上はお店が減り、自分の足音が聞こえてきます。上のプラカは舞台セットではありません。人が暮らしている場所なので、静かに歩き、中庭には入らないでください。
写真:George E. Koronaios (CC BY-SA 4.0)、Danbu14 (CC BY-SA 3.0)、Jakub Hałun (CC BY 4.0) · Wikimedia Commons
🗺️ 散策コース:モナスティラキからリシクラテスへ
このコースは、プラカのいちばんきれいな場所を、引き返すことのない順番でめぐります。ヴィクトリアから2駅のモナスティラキ駅から始まり、アクロポリ駅で終わります。
- モナスティラキ駅。広場に出ます。
- ハドリアヌスの図書館。チケットがなくても、アレオス通りから柱が見えます。詳しくは図書館のガイドをどうぞ。
- カプニカレア。エルム通りの真ん中に建つ11世紀のビザンチン教会。
- 大聖堂と小メトロポリス。アテネの大聖堂と、その隣にある古代のレリーフがはめ込まれた小さな教会。南へ2分、アドリアヌ通り96番地にベニゼロス邸があります。
- 風の塔。 ローマン・アゴラの八角形の塔です。通りからもよく見えます。
- ムニシクレウスの階段。上のプラカへ上ります。
- アナフィオティカ。岩山の下の路地。
- アギオス・ニコラオス・ランガヴァス。静かな路地のビザンチン教会。
- リシクラテス記念碑。真ん中に古代の記念碑が立つ小さな広場。
- アクロポリ駅。帰りは、さらに5分下るだけです。
🗺️ プラカ散策、一か所ずつ
モナスティラキからアクロポリ駅まで10か所:約2.5km、休まずに歩けば1時間半、休憩とコーヒーを入れて3時間です。番号をタップすると説明が出ます。
アナフィオティカ
19世紀、アテネが首都になると、アナフィ島から石工たちが街の新しい建物を建てにやって来ました。彼らはこの岩山の下に、故郷の島で見慣れたとおりの家を建てました。小さく白い家が肩を寄せ合い、そのあいだに細い階段が通っています。こうしてアナフィオティカが生まれました。
いまも何家族かが暮らしています。朝早く訪れ、小声で話し、家の前の階段には座らないでください。もっと知りたい方はアナフィオティカのガイドをどうぞ。
写真:Jakub Hałun (CC BY 4.0)、Zde (CC BY-SA 4.0) · Wikimedia Commons
ビザンチン教会
プラカには、アテネでもっとも古い教会のいくつかが家々のあいだに隠れています。11世紀のカプニカレアはエルム通りの真ん中に建っていて、19世紀に通りを造るとき、あやうく取り壊されるところでした。大聖堂の隣の小メトロポリスは古代とビザンチン時代の大理石で建てられ、壁には何世紀にもわたるレリーフが見られます。上のプラカのアギオス・ニコラオス・ランガヴァスも11世紀の教会です。いまも使われている教会なので、控えめな服装で、小声でどうぞ。
写真:Jakub Hałun (CC BY 4.0)、Jebulon (CC0)、Julian Lupyan (CC0)、George E. Koronaios (CC BY-SA 4.0) · Wikimedia Commons
家々のあいだの古代
風の塔はプラカの中でいちばん有名な古代遺跡です。街の反対側の端、小さな広場には紀元前335年のリシクラテス記念碑が立っています。リシクラテスが費用を出した合唱隊が音楽の競演で優勝し、その賞品を飾るためにこの記念碑を建てました。のちに修道院の一部となり、バイロン卿が滞在したこともあります。いまこの広場は、プラカでもっとも静かな一角のひとつです。
写真:Jakub Hałun (CC BY 4.0)、Jebulon (CC0)、George E. Koronaios (CC BY-SA 4.0) · Wikimedia Commons
ぼったくられない食事の選び方
プラカにはタベルナがたくさんあり、質の差が大きいです。避ける必要はありません。選べばいいのです。
- アドリアヌ通りを離れましょう。脇道や上のプラカの階段の席のほうが静かで、コスパも上です。
- 座る前にメニューを確認しましょう。パン代や席料もチェックしてください。
- 戸口の呼び込みに注意。いつも悪いサインとは限りませんが、通りがかりの客で成り立つ店であることが多いです。
- 短いメニュー、ギリシャ人のお客さん。たいていは良いサインです。
100年以上続くタベルナもあります。たとえばプサラスは、1898年から上のプラカの階段で店を開いています。もっと気軽で安く食べたいなら、クカキやペトラロナまで歩いて10分です。
夜のプラカ
日が沈むと、プラカは変わります。アドリアヌ通りに電球が灯り、タベルナは満席になり、エピメニドゥ通りとムニシクレウス通りの階段ではテーブルから音楽が聞こえてきます。さらに夜が更けて23時を過ぎると、上のプラカはすっかり静まり返ります。歩いても安全ですが、人の多い場所ではどこでもそうするように、バッグは閉めておきましょう。
写真:George E. Koronaios (CC BY-SA 4.0) · Wikimedia Commons
実用的なヒント
- おすすめの時間:人のいない路地ときれいな光なら7:30〜10:00、コーヒーと写真なら17:00〜19:30。夏の昼どきは暑くて混みます。
- 貴重品:地下鉄とアドリアヌ通りでは、スマホと財布を閉じたバッグに入れておきましょう。
- 路上の物売り:払うつもりがないなら、ブレスレットや花を受け取らないでください。
- 車いす:ミトロポレオス通りとアドリアヌ通りの下のほうは楽です。上のプラカとアナフィオティカには階段と坂があります。
- 買い物:革のサンダルはどこで作られたか聞いてみましょう。銀製品は刻印を確認。マスティハとオリーブオイルは専門店がおすすめです。
🚇 Ioulianou 50からの行き方
- Ioulianou 50 → ヴィクトリア駅:徒歩3分。
- 1号線(緑)、ピレウス方面:オモニアを過ぎ、2駅目のモナスティラキで降ります。
- モナスティラキ:広場に出て、南へ2分でプラカです。
アクロポリ駅からの帰り:2号線でオモニアへ、1号線に乗り換えて1駅でヴィクトリアです。歩くのが好きなら、ヴィクトリアからプラカまで徒歩約30分です。
🚇 Ioulianou 50 → プラカ(地下鉄)
1号線でモナスティラキまで、乗り換えなし。散策はそこから始まります。
アパートとの位置関係
📍 Angels Athensから「プラカ」地区へ
Ioulianou 50のアパートから地区の中心までの行き方がひと目でわかります。地図をドラッグして、拡大すると詳細が見られます。
よくある質問
プラカで食事をする価値はありますか?
はい、選べば。脇道の店を選び、座る前にメニューを見て、戸口から引っぱり込む店は避けましょう。
アナフィオティカが先?それともプラカのほかの場所が先?
できれば、混む前の早朝にアナフィオティカへ。そのあとローマン・アゴラとアドリアヌ通りのほうへ下りましょう。
泊まるのに良い場所ですか?
古代遺跡のすぐそばに泊まって、どこへでも歩いて行きたいなら、はい。もっと静かで日常的な地区がよければ、クカキかパンクラティをご覧ください。
安全ですか?
はい、昼も夜も。地下鉄や混んだ通りで、いつもどおり貴重品に気をつけるだけで大丈夫です。
— Kathy